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価格¥4,800
「生」をめぐる帝国の権力を可視化する植民地朝鮮において産婆や胎教がいかに存在し機能したのか。朝鮮社会の葛藤を、新聞・雑誌などの言説空間に注目して浮かび上がらせる。日本統治下にあった20世紀前半の朝鮮における「出産の場」、とくに産婆や胎教がどのように機能していたか、言説分析を通して明らかにする。「出産」をめぐって日本人の役人、医師、朝鮮人産婆、優生学者などが、新聞・雑誌でさまざまな言説を展開した。「近代の知」が旧弊の「風習」とときに対立し、ときに協力関係を結ぶといった複雑なせめぎあいがあったことを実証的に論じ、出産する女性をとりまく様相を起点に「歴史叙述を女性へ取り戻す」ことを試る。
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出版社からのコメント
「生」をめぐる帝国の権力を可視化する植民地朝鮮において産婆や胎教がいかに存在し機能したのか。朝鮮社会の葛藤を、新聞・雑誌などの言説空間に注目して浮かび上がらせる。日本統治下にあった20世紀前半の朝鮮における「出産の場」、とくに産婆や胎教がどのように機能していたか、言説分析を通して明らかにする。「出産」をめぐって日本人の役人、医師、朝鮮人産婆、優生学者などが、新聞・雑誌でさまざまな言説を展開した。「近代の知」が旧弊の「風習」とときに対立し、ときに協力関係を結ぶといった複雑なせめぎあいがあったことを実証的に論じ、出産する女性をとりまく様相を起点に「歴史叙述を女性へ取り戻す」ことを試る。